Webの申し込みフォーム等で、文字の変換が面倒に感じたことってありませんか？
漢字の苗字と名前、カタカナの苗字と名前、半角数字で電話番号、住所の数字は全角で・・・etc…
入力する項目を移動するたびに、入力モードを半角/全角で変えたり、スペースを押しまくって変換したりして、フラストレーションが溜まりますよね。
こんな時はF6～F10を使うと、カンタンに目的の文字種（半角・全角、カナ・英数）に切り替えることができます。
しかも、一度Enterで確定した文字も再変換することができます。
さらに再変換の機能を使った驚きの裏技も、本記事で紹介いたします。
ぜひ最後まで読んでみてください。
文字種変換に使用するファンクションキー
F6からF10までのキーを使用します。
ファンクションキーの役割
特定の文字種に変換する役割が割り当てられています。
| キー | 変換文字種 |
| F6 | ひらがな |
| F7 | 全角カタカナ |
| F8 | 半角カタカナ |
| F9 | 全角英数字 |
| F10 | 半角英数字 |
F6からF10を押す回数と文字種の変化
ファンクションキーを押す回数によって、文字の状態も変化します。
| F6 | F7 | F8 | F9 | F10 | |
| スタート | さくら | さくら | さくら | さくら | さくら |
| 1回目 | さくら | サクラ | ｻｸﾗ | ｓａｋｕｒａ | sakura |
| 2回目 | サくら | サクら | ｻｸら | ＳＡＫＵＲＡ | SAKURA |
| 3回目 | サクら | サくら | ｻくら | Ｓａｋｕｒａ | Sakura |
| 4回目 | 1回目と同じ | ||||
| 5回目 | 2回目と同じ | ||||
| 6回目 | 3回目と同じ |
2022年6月現在、Windowsに標準インストールされているメモ帳アプリでは、F10を押すとキーヒントが表示される仕様に変更されています。
エンターキーで確定した文字の再変換
エンターキーで確定した文字も、F6からF10を使用して再変換をすることができます。
ひらがな/カタカナ
Enterで確定する前と同じ動作をします。
全角英数
| F6 | F7 | F8 | F9 | F10 | |
| スタート | ｓａｋｕｒａ | ｓａｋｕｒａ | ｓａｋｕｒａ | ｓａｋｕｒａ | ｓａｋｕｒａ |
| 1回目 | ｓａｋｕｒａ | ｓａｋｕｒａ | sakura | ｓａｋｕｒａ | sakura |
| 2回目 | 1回目と同じ | 1回目と同じ | 1回目と同じ | ＳＡＫＵＲＡ | SAKURA |
| 3回目 | Ｓａｋｕｒａ | Sakura | |||
| 4回目 | 1回目と同じ | 1回目と同じ | |||
| 5回目 | |||||
| 6回目 |
半角英数
| F6 | F7 | F8 | F9 | F10 | |
| スタート | sakura | sakura | sakura | sakura | sakura |
| 1回目 | ｓａｋｕｒａ | ｓａｋｕｒａ | sakura | ｓａｋｕｒａ | sakura |
| 2回目 | 1回目と同じ | 1回目と同じ | 1回目と同じ | ＳＡＫＵＲＡ | SAKURA |
| 3回目 | Ｓａｋｕｒａ | Sakura | |||
| 4回目 | 1回目と同じ | 1回目と同じ | |||
| 5回目 | |||||
| 6回目 |
ファンクションキーによる文字変換の裏ワザ
難読の地名（漢字）をメモ帳等にコピーして、F6で再変換すると読み方がわかります。
例として、ウィキペディアの北海道の難読地名一覧より、占冠をメモ帳にコピペして変換してみます。
最後に
Enterで確定した文字も変換できるのは便利ですよね。
文字を入力しなおす時間を短縮できるので、文書作成の効率化になります。
小さな時間短縮の積み重ねが、大きな業務効率化につながります。
業務効率化で、ココロと時間に余白を作りましょう♪
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